第八話 2月の旅 I

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「あ、おにいちゃん。一緒にかえろ」
音夢「静ちゃん……それ、役、違う……」
「だぁって、最近ディレクターってば妹さんとばかりつきあってて、ぜんぜんかまってくれないんだもん。いいもんいいもん、仕事さぼってゲーセン行ってやるぅ。」
音夢「じゃ、あたしも行く〜。どうせ仕事いつ始まるかわからないしぃ〜〜〜〜〜〜。」
「大ヒットしてたのにねー。あたしだって時々出てたんだから同じよ。」
音夢「あたしたちって〜〜〜」
「かわいそうだよね〜〜〜」
こよみ「ちょぉっと待ったぁ!」
「わっ、こ、こよみちゃん!」
音夢「……どこから、出てきたのぉ?」
こよみ「ふふ、まぁどこでもいいじゃない。それより、今日は面白いもの持ってきたのよ。」
「『電撃プレイステーション』……?」
こよみ「そ。この64号と67号にヒロインドリーム2の記事が載っているのよ。」
「うそっ。見せて見せて。」
こよみ「はいはい。」
音夢「へぇ〜〜。これが "2" の画面かぁ。結構雰囲気変わってるね〜。」
「でも、ゲームの流れ自体は変わってないみたいね。」
こよみ「やっぱり注目したいのがマップ画面よね。行ける場所が龍倉町と識葉町、そして学校の3箇所に増えているらしいのよ。」
「しかし、読みにくい町名ね……。」
音夢「あ、それと町中を自由に移動できるんだって〜〜」
「どういうこと?」
こよみ「つまり、前作では行ける場所が決まっていて、そこを選択したでしょ。"2" では、RPGみたいにマップ内を自由に移動できるの。だから、相当選択肢は増えていそうね。」
「あ、見て見て。サブキャラも載ってる。"御園 小夜(みその さや)"、"美宗 萌(みむね もえ)"、"間宮 大吾(まみや だいご)"……。」
音夢「え、これ舞ちゃんじゃないのぉ?」
「双子の妹だって。のんびりしてるけど、姉の悪口を言われると烈火の如く怒る、だって。」
音夢「いい妹だね〜。」
「音夢ちゃんの妹だってかわいいじゃない。」
音夢「だぁって、いつまでたっても甘えんぼなんだもん〜。」
「……まぁ、いいけど。」
こよみ「この間宮さんって人、かっこいいわね。」
「うんうん。人気絶頂の芸能人だって。ヒロインプロジェクトにも関わってるらしいし。いいな〜。」
音夢「あたしは〜名前がとっても普通な点が、すっごぉく気になるんだけど〜〜〜〜」
「小夜ちゃんは、情報通で遊びの天才。人気でそうな子ね。」

こよみ「とまぁ、だいたいこんな感じね。」
音夢「2冊合わせて4ページだからねぇ〜〜。」
「はやく出ないかな〜。」

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